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父の命日

2009年11月10日 17:18

昨日の夕日


今日はワタシの父の命日だった。

亡くなって31年…
46歳という若さで人生を終えた父。

もう何年もお墓参りに行ってない・・・
きっと代わりにアニキが行ってくれただろう。


長崎に住んでいたうちの家族は
4人兄妹の末っ子のワタシが生まれてすぐ
ひと旗あげに(?)東京にやってきた。

長男だった父の肩には
祖父母、母、子供4人、父の弟、の大家族の生活がかかっていた。

高度成長期の波に乗り、
東京の片田舎で土木業を営み始めたが
あまりお金持ちにはなれなかった。

ワタシはお年頃になると
浅黒く、ニッカーズボンと地下足袋をはいてる父がすごく嫌で
怖かったから反抗はしなかったけど
あまりしゃべることもしなかった。


ある晩、ちょっとしたことから
ワタシと一番上の兄とが口論になり
あまりに生意気なワタシにキレた兄に殴られたことがあった。

顔面・・・目の近く・・・
みるみる青タンになっていく・・・絵文字名を入力してください


港

ワタシも頭にきて、
電車で2駅のところに結婚して住んでいた姉の家に家出した!

ちょうどその日は父の帰りが遅くて
この現場にはいなかった。

次の日はめっちゃ「青タン」だったので仕事も休み、
一日してワタシも言い過ぎたと反省してた頃
兄が迎えに来て謝ってくれたので家に帰る事にした。

「女の子の顔を殴ってこんなにして・・・
絶対お父さん、お兄ちゃんを怒ってくれる」と思っていた。

家に着くと2人ともお父さんの前に座らされ

「お父さんが死んだらお兄ちゃんがお父さんの代わりなんだから
ちゃんということを聞きなさい!」

と、ワタシがきつく叱られた・・・



次の日、妊娠6か月の姉が様子を見に来てくれた。
いつもは暗くなる前に帰るのだが
「今日はお父さんの顔を見て帰る」と言って
お兄さんも来てみんなで賑やかに晩御飯を食べた。


お父さんが死んだのはその日の夜中だった。

もともと心臓が悪かったのだが
今で言う突然死・・・。

救急車も間に合わずあっという間の出来事だった。


港2

今思えば

お父さんがワタシを叱ったのも
姉がお父さんの顔を見て帰ったのも
虫の知らせかな・・・

楽しみにしていた初孫の顔も見ることなく
母にだけ「さよなら」と言って旅立ってしまった。



私たち兄妹も、とうに父が死んだ歳を越して
今更ながら「こんなに若くして亡くなったんだ・・・」と
父の無念を思うと心が沈んでしまう。

父の短い人生は
生活に追われすぎて
若かったワタシにはあまり幸せなものには見えなかったけれど

今は、それなりの小さな幸せはあったろうと思ってる。

家族と笑って食事をするだけでこんなに幸せなんだから・・・

そうだよね、お父さん。







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